占いは使うもの。
みなさんは占いをどう捉えていますか?
あまり馴染みがない方は、
未来や過去をズバッと当ててくれる不思議なもの。
当たるか、当たらないか。
占い師さんの言っていることはきっと本当で、その通りにすれば未来は明るい。
希望は叶う。
こんな感じでしょうか。
私もスピリチュアルや占いといった類のものが好きで、そんな風に捉えていた頃もありました。
リーディングセッションに行くときも、
私のもやもやしている部分をはっきりさせたい、
未来を知りたい、
本当の私を教えて欲しい、
誰かに正解!といって欲しい、
自分を肯定して欲しい、
という理由だったりして、結果、セラピストさんや占い師さんのいうことを鵜呑みにして、これさえ信じていればいい、みたいな感じになっていました。
つまり、結果に一喜一憂。
占いが神様みたいになっている。
私は正解を知っている、みたいな。
占いやスピリチュアルなセッション、
これは、まるまる飲み込まれるものではなくて、使うものである、と思うのです。
自分という軸がしっかりあった上で、占いやヒーリングなどのセッションを、自分に合わせて、現実的に役立てるものなのではないか。
そう思うのです。
現実逃避のためのツールとして使う人は、依存してしまう。
自分では行動を起こさずに、話を聞いて肯定されて満足して、また不安になって、安心するために占いをするのです。
正解は外にはないし、
自分の正解は自分で見つけるものだし、
自分の正解と他の人の正解はちがうものだし。
私は今、タロットや数秘術、ヒーリングなどを勉強していますが、練習していても、現実的にこれらをいかしていくために、どう使うか、と感じています。
悩んでいる人をみると、だいたい外側を見ていて正解を探してる。
外側の漠然とした正解に、自分が合わせられなくて、自己否定している。
「みんな」というあやふやなものに翻弄されている。
自分の中を見て、自分とは何か、
なんでそんな風に思うか、考えるのか、
どんな風に生きていきたいか、
しっかりと向き合う必要があるのだと思う。
まずはそこから始めないと、
なにも変わらないのではないのでしょうか。
私は今勉強していることを、
魔法的な使い方ではなく、現実的に、生活に寄り添うものとして、役立てるように、さらに勉強していきたいです。